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アディダスマナバウンスSPDについて:700km走った感想

アディダスのマナバウンススピードは、ランニングを始めてから購入した2足目のシューズである。

  

shop.adidas.jp

 

マナバウンスSPDを買うまでの経緯

まず、2016年9月にふと思い立ってランニングを始めたときは、お金をかけたくなかったので、家にあった既に履き古したFILAのシューズで走ってみた。


これはヨーカドーで4千円ぐらいで買った、ランニングシューズなのかテニスシューズなのか、ただの靴なのか良くわからないシューズだったが、そのときはランニングが長続きすると思っていなかったので、何でも良かった。

 

それから、ランニングが楽しくなり、すぐにランニングシューズを買えば良かったのだが、貧乏性のため、そのシューズで走り続けた。それが良くなかった。このシューズが悪いというよりは、使い古しなので既にインナーソールが指や拇指球のところで凹んでしまっていた。これが、後に拇指球の痛みの原因となる。

 

その前に、まず走行距離を伸ばし始めたところでランナー膝(腸脛靱帯炎)になった。これはシューズが原因というより、フォームが悪いというのもあるし、筋肉痛と同じで通過儀礼的なものと言えるだろう。

 

その次に、ランナー膝が治った頃、右足の拇指球の周りの筋(すじ)みたいな部分が痛くなって走れなくなった。これは、インナーがへこんでいることが原因だろうと思う。

 

いきなり故障つづきだったので、走り方にも問題があるのかとおもい、あれこれ勉強。ベアフットランニングについても関心を持った。『BORN TO RUN』も読んだ。貧乏性の私にとって一番の魅力は、シューズにお金をかけるなという教えだった(笑)。

 

裸足で走ったりもしてみた。野川の土手を裸足で走ると、草と土がひんやりして気持ちよく、走り方は自然とつま先走りになる。なぜか、拇指球の痛みも感じない。

 

そこで、TESLAの安価なベアフット風ランニングシューズを購入した。

 

 

海外シューズにありがちなことで、幅が狭いのだが、柔らかい素材なので、カンフーシューズみたいな感じで足にフィットする。しかし、本当の裸足と違って、ついストライドを大きくして走ってしまう。それで今度は左足の甲の関節を痛めてしまった。

 

これが初めて本当の意味での怪我といって良いかもしれない。今までの、通過儀礼的な痛みや、靴が原因の痛みと違って、休んでいてもなかなか良くならない。私としてはベアフットランニングを極めるつもりもないし、個人的にはストライド大きめで中距離走的にスピード感を出すのが一番気持ちがいいので、ベアフットはきっぱり諦め、購入したのがアディダスのマナバウンススピードだった。 

 

 

最大の理由は、安かった(さらにバーゲンしていた)から。ともあれ、これが走り始めてから初めて買った〈普通の〉ランニングシューズである。

 

マナバウンスSPDについて

どんなシューズかというと(アディダスのウェブサイトより)

 

【ハイクッション bounce(バウンス)ソール搭載モデル】ソフトな履き心地のレース・トレーニング兼用モデル。日本人の足型に合わせたmicrofit[マイクロフィット]ラストが抜群のフィット感を実現し、adizero manaからインスパイアーされたアッパーデザイン構造により、フィット感も高い。EVA素材最高のクッション性と反発性が快適な走りを実現する。サブ4-5ランナー向けランニングシューズ。ウィズ(足幅)2E相当。
素材 : 合成繊維/ゴム底
生産国 : Indonesia

 

このシューズはウィズが2Eで、実は当時の私の足(3E)には合っていなかった。アディダスオンラインストアでは、足の長さと足囲を入力すると適当なサイズを教えてくれるようになっている。私の足の長さ265mm、足囲265mmと実寸サイズを入れると、28センチがオススメとでる。それに従ってアマゾンで28cmサイズのものを購入したのだった。

 

この靴の性能自体は悪くないと思う。この靴で走るようになってから、拇指球の痛み、足の甲の痛みともおさらばすることができた。

 

しかし、幅広の足に合わせるために実寸よりも大きいサイズの靴を履くと、足は入っても、土踏まずの位置が合わないのである。そのため、使い始めた頃は、両脚の土踏まずに水ぶくれができ、皮がむけてしまった。今は皮膚が固くなって、おそらくシューズのほうもへたってきたからか、特に痛むことはないが、次に買うシューズはもう少し真面目にサイズ選びをやろうと思った。adiZERO japan Boost 3の説明を見る限り、アディダスは基本がEで、"wide"が2Eのようである。初心者向けでは基本が2Eになっていたりする。"W"とあるのは女性用だったりするので紛らわしい。

 

ところで、色を白にしたのは、一番運動靴っぽく見えてどんなウェアにも合いそうだったからだが、未舗装の土手を走ると土で汚れてしまい、これが洗ってもなかなか落ちない。白い靴の最大の欠点はそこ(汚れが目立つこと)である。

 

 

 

耐久性について

 

そもそもクッション性を売りにしている靴なのだが、200kmぐらい走ったところで急に柔らかくなった印象がある。クッション性はあるが、反発力がなくなったというか。ただ、自分のほうが変化したのかも知れないので、そこはあくまで印象ということで。

 

私の走り方が良いせいか(?)、靴底の減りは少ない。まだまだ使えそうな雰囲気なので、帰宅ラン用にしている。

 

まとめ

この靴は、アディダスなんてどうせ日本人の足には合わないだろうという私の先入観を打ち壊すきっかけになった。

 

もちろん、上に書いたように、最初は土踏まずの位置が合わなかったのだが、走り始めて最初の1年というのは、多分、体型の変化も著しいのだろう。私の足は、その後、足幅が細くなり、2Eが合うようになった。今、私はアシックスのライトレーサーを履いているが、ワイドじゃなくてレギュラー(2E)でピッタリフィットしている。だから、この靴で言うと、もう少し小さいサイズを履けば、同じようにフィットしたことだろう。

 

ただ、悲しいかな、この商品はもう店頭ではあまり出回っていないようである。

 

全体的にみて、これは初心者向けに良いシューズだったと思う。少なくとも初心者の私を怪我から守ってくれたし、一緒に沢山走っただけに思い入れがある。テヘランにも連れて行ったし、博多、京都にも連れて行って走った。感謝である。■